女性の為のオーダー靴職人になりたい。

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婦人靴の職人になるために通い始めた靴学校は、パンプスを主にしている工房でした。
靴づくりを勉強していく過程で、靴の基になる“木型”の重要性を知ります。
骨格に合わせた木型を基に、一からお仕立てすることでお客様のためだけのフィット感をつくりだします。

また、“パティーヌ”と呼ばれる手染めの技法は、私がその手法を知った当時、紳士靴だけのものでした。
紳士靴のディテールを婦人靴に。流行の中で消えてしまう靴ではなく、永く愛せる靴を。

パティーヌで仕上げた靴は経年変化によって表情を変えます。
あなた自身と共に歩む、身につける芸術品でありますように。

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「お客様の思いをきっちり収められるように」

そんな気持ちを込めて、[siët]のブランド名にはカギカッコをつけました。